全体的な評価は総評で行います。


沙紀ルート

序盤から彼女の暴虐振りが見れますが、端から見れば同級生同士が同棲しているわけで。これが、ルートに入ると問題視されます。
というか、学校の名誉って言う大きな壁により一度は二人の仲が引き裂かれますがそれでも彼女達なりに頑張り続けてそれに対して周りもどうにかしようとします。
その辺の友情も見ものでしょう。
しかし最後は、嫌がっていた親父と伯父さんに助けられますが結構良い話しだったと思います。


美咲ルート

共通ルートからエンディングまで大きなことは起きないようです。
あるとすれば、沙紀の気持ちによって美咲が傷つくんですがそれも沙紀が解決してしまってさほど大きいものとは感じれません。
こんなかで、ラブラブに進んでエンディングなので彼女は最初にクリアした方が良いかもしれません。


こずえルート

どっちかっていうと美咲と絡むように設定されています。もちろん、彼女と美咲は親友同士で美咲の気持ちをこずえ自身が知っているのでなかなか言い出せない。これが大きな問題としてルート上に発生します。
また、ストーカーの理由もハッキリしています。彼女には無く美咲にある可愛さを彼女を追う事で求め続けているんです。
エンディング自体は非常にシンプル(留学)ですがそれを待ち続ける主人公と逢うシーンは良かったです。


玲ルート

彼女の進路と絡むように設定されています。親の進路と学校の進路、そこに絡んでくる友人と主人公。しかし、彼女自身今まで親や学校の言うことに従って決めてきたので悩んでいますが主人公と付き合うようになってから自分の希望を持っていても話さなければ始まらない事に気付きます。
またその玲の進路を話せるきっかけを作ったのもまた主人公と友人でした。
しかし、玲ルート以外だと別の進路が見えています。(こずえルートだと、玲は卒業後巫女さんとして働いています。)


美里ルート

先生と生徒という現代でもタブーな恋愛に絡むように設定されています。まぁ、実際には恋愛は自由って言ってもおおっぴらに先生と生徒でも付き合ってOK!って言うわけが無くそれが何か妙にリアルでした。
このルートでは、大人と子供の差を痛感しました。住吉とも絡みますが、やはり最後は住吉に助けられる主人公が居ました。
子供には今出来る無茶があること。それもこれを通して気付いた気がします。
(最後に出てくる桧山って言葉ですが・・・・多分、こずえの親父さんかと思います。)<そうするとなんか気持ちが良いw