ショコラ
〜maid cafe curio “Re-order”〜
メーカー名 戯画
メディア DVD-ROM
プロテクト名 No Protect
備考
総合判定


ST CH SY MU CG 合計 平均
63 68 50 70 57 65 373 62.2
C C E C D C C


ストーリー 63点
ストーリーは、「痛い?系メイド喫茶。
これは全エンディングに言える事じゃないんですが、ちょっと痛い系が強烈に印象に残っていてそうなってしまいました。
基本的にトゥルーエンドは良いんですが、翠やすずとかのキャラクターになるとストーリーの中盤から痛いこと痛いこと。管理人が、何度マウスを置こうと思ったことか・・・それぐらい痛かったことを覚えています。
では、他のキャラクターのストーリーはどうだったかというと・・・・。微妙に記憶に残っているエンディングと残っていないエンディングが存在しています。
具体的に挙げるとすると。

記憶に残っているエンディング:翠エンド、すずエンド、加奈子エンド、チロルエンド、美里エンド
記憶に残っていないエンディング:さやかエンド、真子エンド

これを見ると、おおむね記憶に残ってるじゃんかよ・・・。orz

要は印象の強さだと思うんですが、それぞれ記憶に残っている形が違います。あまりの痛さに記憶に残っているのと、王道的なエンディングに普通に感動を覚えて記憶に残っていた。などなど様々です。

前半は、純粋にメイド喫茶での楽しいひと時が中心ですがその間にもいろいろな複線があります。あるキャラクターの葛藤、恐怖、不安などなど。その辺を垣間見ながら前半は進んでいきます。
が、6月1日を皮切りに各キャラクター分岐に変わります。そうすると、ガラっと雰囲気が変わるキャラクターがいます。代表例として、すずを挙げておきましょう。若干のネタバレあるかもしれませんが。
あまりの強烈な痛さに管理人が一度かるく欝になったことを覚えています。あくまで、これらは前半の複線が基本となり描かれているので急激な変化ということではありません。
ストーリーの流れも雰囲気も、修羅場作りも一通り出来ていて特に修羅場作りに関しては翠や加奈子ではかなり上手いと思います。というか、素晴らしい。その辺でグッと引き込ませているのも印象的でした。

ただ、さやかや真子さんが記憶に残らなかったのが惜しかったと思います。
もう少し他のキャラクターとの絡みを増やすとかすずと同等とは言いませんが少しの修羅場や葛藤があった方が記憶に残るストーリーになったんじゃないかな〜って思いました。


キャラクター 68点
キャラクターは攻略可能キャラクターが7人です。が、そのうちの1人はちょっと特殊な条件があります。
相関図を作るならば・・・・。

主人公=翠=加奈子(高校のときの同級生)
主人公=すず(兄妹)
主人公=さやか(まぁ・・・・ネタバレになるので。)
という感じで基本的に何かかしらの接点はあるんですが、美里と真子に関しては接点が無くその辺が希薄かな〜っと感じました。
全体的なはずれキャラクターは居ません。
と言いますか。
翠が面白すぎます。共に学校生活をしていたのでそのノリの良さには感動を覚えるほど。(ぉ
翠と加奈子が強烈過ぎるほどのキャラクター設定でちょっと吃驚しますけど、それ以外のすず、さやか、真子、美里もなかなかの設定です。


システム 50点
システムとしては、基本的な装備はバッチリ。
ゲームを通してもバグらしいバグも見つからずその辺は徹底したのかと思われます。キャラクターとの接点を作るのは、場所選択です。この辺はショコラの次回作になるパルフェと変わらないようです。が、こちらの方がより喫茶店の店長としての雰囲気を味わえる仕様になっています。
ちょっと緩めのPia☆キャロットとでも言いましょうか。
1日1日仕事がありそれが増えすぎるとゲームオーバー。効率よく仕事をこなしつつ、キャラクターと会い友好を深めていく感じです。また、キャラクターによっては複数のやることがあったりと意外とクリアーするのが難しいです。
が、グッドエンドを迎えないとラストで色々とそのための解説をしてくれる頼もしいキャラクターが現れます。
そう言った点でも、ユーザーへの配慮が見られます。

ただ、もう少しあるとすれば多少キーボードのショートカットにも対応して欲しかったかな〜っと思います。一番オーソドックスでもっとも使うであろうウインドウ、フルの切り替えが、毎度毎度コンフィングで変えるというのは辛いです。
せめて、Alt+Enterで切り替えが出来るぐらいにはしていて欲しいところですかなーーー。


Hシーン 70点
まぁ・・・パルフェとかなり混濁していますが・・・・。
頑張りますよw
さてさて、Hシーンですが。淡白とまではいきませんね。むしろ、温かみのあるHシーンが中心だったような気がします。
ただ・・・・やっぱり鈴に置いてはどうしてもその・・・年齢が・・・・ということで気分的に沈んでしまいます。
また別の方向性で痛いといえば、翠も痛いですね・・・その傷を舐めあうとか結構痛いといいますか辛い部分もあったりするので。
まぁそういう痛いタイプのセックスは少な目のようです。

あとは抜きということでお話します。
全体として抜ける要素はありますね。前戯もあり、尺八もありと・・・とりあえずバリエーションに困ることは無いでしょう。が、基本はメイド服なのでどうしてもHシーンにメイド服装着の状態でのHがあるのは仕方がありません。(ストーリーの問題になりますからw
まぁそれはそれで間違っては居ないと思います・・・・。むしろ、正解!!!!!!!

ということで、まぁまぁと言うのが評価です。


音楽 57点
さてさて、音楽ですが・・・・。
非常に耳に残るというのはOP曲でしょうか。しかし・・・しかしですよ・・・・。

OP曲を聴きたいと思ったらその度にゲームを毎度毎度起動しなくちゃいけないんですか!?

それだけは勘弁してください・・・・。orz
いや・・・マジで・・・。OP以外は聞けます。が、OPだけが一切聞けません。その辺も含めて戯画さんには徹底してもらいたいな〜っと思います。

BGMに関してですが。
基本はゲームに乗っ取りスローテンポな曲が大部分を占めます。また、修羅場で使われる音楽はかなり・・・きますね。
雰囲気作りには失敗しそうな要因が見当たりません。
改めて聞くと結構良かったんじゃないかと思います。しかし、ゲームと交わるとちょっと考えてしまいますかね・・・。


CG 65点
全体として綺麗に書かれています。
もうこれだけで十分だと思われます。(ぇ

まじめにやりますよ・・・まじめにw
差分含めなくても計算したくない・・・・まぁ、大体ですが。一人当たり差分を含まなければ確実に25枚はあると思います。
キャラクターによっては40枚近くもあると思いますが・・・。
と大体の割合ですが。
Hシーン関連   7〜80%前後
通常イベント    2〜30%前後

というぐらいの割合でしょうか。あぁ〜もちろん、攻略対象のキャラクターの割合です。
こう見るとまぁ・・・比率も大体通常のエロゲーと同等ぐらいかな〜っと考えていますがもう少し通常イベントを増やしても良かったと思っています。

カオの大きさもCGによってのばらつきは見えませんし。
CGによって誰だ?コイツ!
と思うようなCGもありませんから、合格点だと思いますね〜♪


総評 373点
さてさて・・・とりあえず感想も含めて・・・。(おぃ
プレイした感想ですが。まずは始めにノックアウト・・・・。なんつーか、最初のシーンはお約束だったのねと改めて思わされるという強烈な入りから始まっていました。今回のショコラですが・・・。
戯画さん・・・・頑張りました!!!!!!!!!!!!!!!!ここを大いに褒めてやってください。まずは頑張ったことに対してねぎらいの気持ちを忘れず。

そしてミサで祈りましょう!(なんでぇ!?

それはさておき結構時間がかかったのも事実です。なんつーか、パルフェよりもとっつきにくい印象を感じました。と言いますのも、ショコラのシステムでしょうか。AVGなのか他のジャンルなのか正直計りかねていましたから。
そういう意味ではパルフェではその辺も変化を加えているのか〜っと新しい発見をしつつプレイし続けていました。
そんでもって、一回目から加奈子をクリアしようとして・・・・。

バッドエンド〜〜〜〜〜〜♪orz


なんつーか、そのときは分からないことだらけで進んでいましたから・・・・そして管理人は一つの決断をしました。(早っ!

攻略ページを見よう!と。<=馬鹿

んでも見てもさっぱりな管理人は見事に再びバッドエンディングを迎える羽目になりました。(おぃおぃ
才能ゼロだ・・・・。orz
本気で落ち込んでいましたが・・・とりあえず攻略どおりに進めることにしました。その結果・・・・。


ハッピーエンド〜〜〜〜♪
ばんざーい!ヽ(▽ ̄ )乂(  ̄▽)ノ ばんざーい!
とちょっとしたお祭り気分を味わっていました〜〜〜〜。(おぃおぃ

そんでもって気付くことも多々ありました。
パルフェと同等もしくはそれ以上の難しさが存在していること。また、パルフェ以上に主人公が痛いこと。攻略可能キャラクターがあまりにも痛いこと。
以上のことです。っていうか、ただ痛い!っていうところだろw

まぁそうとも言いますが・・・事実管理人・・・何度、精神科に行こうと思ったか・・・。(危ない×2

結構痛い系はプレイしないでここまでキタのが正直仇になったな〜っと軽く反省しています。

総評といいますか、戯画も侮れないな〜っというのが感想になりますかねw