雪桜
メーカー名 D.O.(ディーオー)
メディア CD-ROM
プロテクト名 Alpha-ROM(v1.2)
備考 Game Disc
総合判定


ST CH SY MU CG 合計 平均
82 85 75 78 82 82 484 80.7
A A B B A A A


ストーリー 82点
ストーリーとしては、学園ものなんですがそこに主人公の記憶の片隅にある「桜とともにいる一人の女の子」があるだけですw
舞台としては、北国のある小さな町に親の事情で転校してきた主人公と周りのほのぼのとした学園系ストーリーです。また、タイトルにも使われている雪桜ですが。
雪桜とはその町にのみある冬に舞い散る桜のことで、町のご神木として神社に祀られています。また、この雪桜は大変有名で遠くからもくることも多く、特に結婚式として利用される事が多いです。もちろん、桜が咲くということは花見も当然あるわけで、それがなんとも幻想的です。

まぁ、小さく纏まっている感は多少ありますが、個人的な評価からすれば十分に楽しめたと思います。
大きな変化も無く、ただただぼんやりと過ごしていくだけですし基本的にバッドエンディングに向かうことも無いと思いますからね。
変化といっても、それもゴクゴク普通な感覚です。(例えば、教師と教え子の恋愛とか)
と言う事で強烈な濡れ場が欲しい〜とか思っている人はまず買わないほうが良いかもしれません。


キャラクター 85点
原画家は「しけー」氏
個人的な感覚からすると中々良い感じの絵を書く方だと思います。が、人によっては幼すぎるwとか言う意見もあるかもしれませんね。(人というより本当にキャラクター系ですからw)

原画家は「しけー」氏。
それぞれのキャラクターの特徴や性格とのギャップなど良く考えられています。が、メインの美咲だけ特徴らしい特徴が無いのでこの面子の中で薄いかもしれません。
サブキャラに関しては立ち絵やCGなどで確認できるのが3名程度。しかし、そのキャラクターもちゃんと引き立つところでちゃんと引き立つので良好。
また、各種ルートの大事なキャラクターとして住吉や玲先輩、学校の腐れ教頭なども良い味を出しているのでこの点数です。


システム 75点
詳しい仕様は、ページへ飛んでご確認下さい。^^;
ショートカットキーや、クイック系のシステムにヘルプ表示がキーボードによる設定も出来るのでこれはありがたいです。
全体としてのシステムにも不備は感じませんから。GOOD!
んで肝心のゲームシステムですが、特別目立ったものは無いです。まぁ、ゲームジャンルがAVGですから特別なシステムは無いのが当たり前ですよね。^^;
セーブ数、ロー度数ともに不満はありませんw


Hシーン 78点
そこそこ濃厚です。が、人によっては抜けない可能性もありますw
個人的な感想ですが、抜こうと思えば日に2〜3階程度は抜けるかもしれません。(もちろん、脳内妄想率100%ですけどねw)
そんな感じです。
んで、肝心のストーリーとの合わせ方ですが・・・・微妙に納得の行かない点もあります。
ムラムラしたからやっちゃいました。
エェェェェェェぇぇぇx−−−−−−−−−−−−−−−−!!!!!!!!!!!!!
そんな展開のHもありました。ってところで多少減点要素があります。
その点ではちょっとって感じですが全体として纏めるとこの点数ぐらいの評価は上げたいです。


音楽 82点
それぞれすっきりとした感じのBGMが中心となり良い感じですね。
特にOP曲はエロゲーとは思えないほど大衆受けしそうな感じがしますから。(管理人自身、口づさんでしまいそうになりましたwww)
そんな感じです。
BGMとしては、まぁストーリーも田舎の方なのでそれほど忙しい感じもしませんし、かなりゆったりした曲調がメインになっています。
濡れ場?のBGMは、緊張感に溢れた感じでこれまたd(-_^)good!!


CG 82点
枚数的な満足感もあり、CGの構図。特に各キャラクターのエンドのCGはなかなか良いです。というか、ヒロインの一人こずえルートのエンディングはマジ感動ものです。
ストーリーよりもCGで逝かされた感が強いと感じるほど素晴らしいです。
序盤の方のCGなどが転用が多少多く目立っていたので序盤で使われるCGをもう少し増やして欲しかったと言うのも正直な感想です。

CGは、幻想的で綺麗に仕上げられているのでGOOL!
玲のCGで雪桜の側で抱き合う主人公との絵もこずえに並び良いCGでした。


総評 484点
プレイする動機として、いの一番に挙げておくのは「キャラクター」激気に入りだからです。雪桜の前の作品「れすとあ」辺りから興味を持っていたのとストーリーのあらすじを読んでそれに惹かれたからっていうのが本音です。^^
CD2枚組と平均的な枚数でしたが、インストール容量が少々食ってしまいました。まぁその辺はお気に入りなので気にする理由が一切見当たらずとりあえずはプレイ。
んで、パッチがあるのか調べたら特に見当たらないので、グッと握りこぶしを作ってしまいました。(←馬鹿
ストーリーを始めると爆笑とはいかないにしろ所々面白さがありなかなかでした。普通の学園生活を満喫しながらも高校二年生という微妙に進路と将来、そして恋愛と板ばさみにあうこの感覚・・・とても良いものでした。
メインヒロイン達にお笑いは求めずサブキャラクター達に求め続けていました。結果・・・・爆笑・・・w マジで面白奴ばかりが集まっていました。確かにメインヒロインも面白い奴が居るには居るんですがサブキャラに完全に力負けしています。
CGは公式にあるの以外にとてもコミカルなCGもあったりしてなかなかのレベル。面白さもちゃんとそろえている辺りGOOD!

さてさて、キャラクターの感想ですが・・・・。
どのメインヒロインも感動という点はありますが、正直美咲のエンドはあまり期待できません。理由として、彼女の設定があります。登場キャラクター全員に好かれているため無理矢理的な山場を作る事が出来ません。逆にこの美咲の設定で恩恵を受けたであろうキャラクターがこずえです。言うなれば、美咲はこずえのための噛ませ犬となっているとも言い切れます。
残りの3名ですが、彼女達は彼女達で設定通りの山場や通常ありえるであろう世間の目というものが山場になりますが、その辺もちゃんと作られていて最後のフィナーレへと繋がれているので良いと思います。

エンディングという点ではどれも優れていると思いますが、ここでも美咲が劣っているような感覚になります。要は最後の山場が大きければ大きいほどラストでの感動もあると思うのです。が、この場合美咲はちょっとした山場を迎えてエンディングへ向かうので淡々としている感じがしてさほど感動しません。





まずプレイする動機になったのは、キャラクターが気に入ったからです。
雪桜の前の作品「れすとあ」辺りから興味を持っていたので。
プレイしてみての感想ですが。
馬鹿していた学校生活の感じを味わいながら普通な学園生活をしていく感じ。流れもゴクゴク普通な感じ。サブキャラクターとの小さな交わりなどなど。
それぞれに良い味を出していたのも印象に残っていました。
ほのぼの雰囲気が好きな方は良いかもしれません。ただ、ストーリーが若干早足で言った様な感覚も無いわけじゃないですが十分期待に応えてくれたかなと。
特にサブキャラクターが序盤は面白い感じです。
というか、そいつらメインで進行しているような感覚もありです。
OP曲もさることながらストーリーの立て方、展開の方法、最後の引っ張りの仕方。
どれをとっても優秀な作品である事には間違いないな。と


今度は、ここの作品の「海道」に手を付ける予定がありますw
これにも期待していますw